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抗がん功法の教室です - since 1997 -
ガンに負けない体、リラックスし穏やかに日々を送れる心。それを育むことを目標に明るく楽しく練功しています。
35年にわたり日本での郭林新気功 郭林気功の普及に努めてきた「郭林新気功協会」より講師をお招きして、懇切丁寧にご指導いただいております。

2016年7月29日金曜日

敦賀だより(ほのぼの)


手術室の扉が開いて、母は笑顔で手を振って入って行った。 
父と私は、「頑張って!」と見送った。 
約8時間の手術時間を、待合室で過ごすには退屈なので、父を残して私は自転車に乗り、松原海岸に行った。 
ジリジリと照りつける太陽は、麦わら帽子の隙間を容赦なく入ってくるけれど、そんなものへっちゃらさ! 
自転車を走らせた向こうには、やがて青い海があるのだから… 
寄せては返す波の音とトンビの鳴き声を聞きながら、松林の木漏れ日の道を通ってベンチに座った。 
潮風を感じて、いつまでも海を眺めていた。 
今の重苦しい気持ちとは、あまりにも違いすぎるこの美しい風景を見て、はぁ〜っとため息をついた。 

京都・ほのぼの 

2016年7月27日水曜日

練功日記(もりりん)



暑中お見舞い申し上げます。
私の家は、京都市内ではありますが山際にあり、早朝は涼しく練功ができます。
最近は、自然に朝5時頃に目が覚めるようになり、順調に早朝の練功をしています。
ただ、山際での練功はいろいろなハプニングがあります。
玄関の前が道を挟んで山に面しており、早朝、玄関を開けるとたまにお猿さんが大勢で散歩していることがあり、玄関ドアに隠れて去っていくのを待たなければ出られないことがあります。
先日は、雨上がりに練功しているとドサーッと音がして見ると山から鹿がおりてきていて、フェンス越しにこんにちは〜でした(下の写真です)。
一昨日は、気持ちよく歩いていると蝉が体当りしてきてビックリさせられました。
最近は、夏休みに入り、旅行に行ったり実家に帰ったりで、いろいろな場所で練功しています。
どこでの練功もやはり早朝の練功が一番気持ちいいですね。寝るのが遅いと起きられないときもありますが。

練功中の唾液の量は、リラックス度のバロメーターになります。
私の場合、ちょっとゆっくりめに歩くとよく出るようです。
夏もぼちぼち楽しく練功を続けていきたいです。

京都・もりりん

2016年7月22日金曜日

月見御殿址にて(ほのぼの)


母の病状が良くなるように、難関突破のお守りをもらいに、金ヶ崎神社に登った。
階段を上って行くと、ヒグラシがないて、海から涼しい風が吹いている。
木漏れ日がキラキラと光って、夏を体いっぱいで感じていた、幼い頃を思い出した。
あ〜、気持ちい〜!
こんな爽快感は久しぶりだ。
お守りを買って、月見御殿まで登った。
戦国の武将が、この場所でお月見をしたという。
ここからは、日本海が一望できて、絶好のロケーションだ。
日本海を見下ろしながら、昇降開合をして、その後吐音功をした。
ヒグラシの鳴き声より大きな声の吐音功は、日本海を駆け巡った。

京都・ほのぼの

篠島でシシフー(しみやん)




火曜日に三心会を表敬訪問した後、なんやかんや東京で用事して、今は三河湾の篠島におります。
ケガのため今日は通常の練功はせずに風呼吸ウォーキング。(ケガは大したことなく、すぐ治りますので、ご心配には及びません)
小径を抜け、視界いっぱいに海が開けると何でか知らんけどめちゃめちゃ嬉しい。
人けのない砂浜が幾つもあり、その内の一つで2時間近くぼんやりしてましたが、誰一人現れません。
これはもはや、マイ・プライベートビーチと呼んでも良いのでは?
島の人も、私が口からツバキ飛ばして、青筋を立て、目を血走らせながら「ここ、僕のプライベートビーチと思っても良いですよねッ!?」と尋ねれば、きっと何人かは「う、うん。ええデヨ。」と応えてくれることでしょう。
食べ物も美味しいし、海も空も青が美しく、良い風に吹かれリフレッシュできました。
早稲田の三心会では先生方の心意気に打たれ、その興奮も冷めやらぬ中、家に帰ったらさっさとケガを治してまた練功を続けたいと思います。

大阪・しみやん

2016年7月21日木曜日

郭林新気功 早稲田教室に行ってきました(ジャイ子)

7月19日に、東京の早稲田教室を訪問させていただきました。

たくさんの講師の先生がいらっしゃって、きめ細やかな指導をされてました。
また、教室の進行の仕方など、インストラクター見習いの私としては、とても勉強になりました。なによりも先生方の熱意に感動しました。

教室の後、15時から京都の私達の質問に本当に丁寧に答えていただきました。

私は、8年間ほぼ毎日気功をしてきましたが、身体で覚えてますから、言葉で伝えることがなかなかできません。そういうところも、しっかり教えていただきました。もちろん、色々な功法の確認もしていただきました。

これを、必ず京都教室の皆さんにお伝えしようと思います。
ありがとうございました。

大阪・ジャイ子

2016年7月15日金曜日

ジャイ子の1日3時間気功



写真は、先日の日の出の時の虹です。早起きは三文の得!

京都教室で、「3時間も気功できない」って言う話をよくお聞きします。私も前萬田代表から言われた時は、そう思いました。でも、なんとかできるようになりました。

ジャイ子の1日。
朝4時起床。家族の弁当と朝ご飯の用意をして、自分の人参ジュースを作り、飲みます。
朝5時、出発。家の前の公園で、自然行功を40分歩いて20分休憩。6時頃から特快功を20分歩いて、家に帰って休憩。これで、2時間の気功が終わりです。
7時から掃除開始。40分で終わらせます。ノリ子先生がよく「ホコリでは死にません」って言ってました。でも神経質な私には無理。かえってストレスが溜まります。そこで、なるだけ早く家事が終わる工夫をしてきました。スタンド型掃除機とスチームモップは、お薦め。そして、何よりも荷物が少ないと掃除が早いです。癌になってから、1年使わないものは捨てました。その後、朝風呂に入って、洗濯物を干したら、ひと休み。

9時から自営の主人の仕事を手伝ったり、手話の学校に行ったりしてます。

夕方5時、10分間掃除機をかけます。その後、夕食と明日の弁当の準備とパン作り。パン作りは私の趣味でストレス発散になります。
6時頃から夕食を食べます。うちは自営なので夕食が早く、片付けの後は、のんびりテレビ!
9時から、また前の公園に行き、短めの自然行功をして休憩。その後、特快功を20分歩いて家に帰って休憩。これで、1日3時間の気功が終わりです。
その後は、布団に入って寝てしまいます。

これが、私の普通の1日です。でも、夜できなかった時は、朝3時間したり、雨の日は、ベランダで定歩行や吐音功したり、休日にまとめてしたりと臨機応変にやってます。

子供さんがまだ小さいとか仕事が忙しいとか、それぞれ事情がおありでしょう。でも、無理だと思わないで、できる方法を探していけば、自然と気功時間が増えると思います。

そして、みんなで長生きしましょう!

大阪・ジャイ子

2016年7月11日月曜日

7月京都教室の風景(ほのぼの)

7月の京都教室は,東京から鵜沢先生がご指導に来られて、講師含め参加者30名で開催しました。
1時から初めての方には、鵜沢先生から呼吸の仕方や歩き方のプチ講習がありました。
その他の方は、ジャイコさんと私で、定歩功と昇降開合の復習をしました。
1時半になり、7月からはメンバー紹介をしようと言う事になり、鵜沢先生、京都教室の講師、インストラクター見習い、世話役の紹介をして、練功前の準備体操をしました。
そして初めての方や初心者は、内側の円、ベテランの方は外側の円で、自然行功を始めます。
いつも感じる事ですが、多くの仲間と一緒に練功する時は、幸福感でいっぱいになります。
生命と真剣に向き合う仲間と共に歩いている事、一人ぼっちではないんだと孤独感が癒やされる事で、心が満たされるのでしょうか…
初めての方は、見よう見まねで歩いておられましたが、毎日練功する事で、ちゃんと形になってくるんですよね!
私も最初はそうでしたよ!
練功が終わり休息の時間は、みんなでお昼寝をします。
練功した後は、体の力が抜けて、副交感神経が優位になるので、睡魔に襲われます。
教室の隅々には、コオロギや鈴虫のような寝息が聞こえてきます。(私は鈴虫の寝息です…)
休息が終わると、京都教室恒例のシェアリングです!
みんなで車座になり、自分の病気の事など話ますが、司会のしみやんが「言いたくなかったら、言わなくてもいいよ!」の一言で、みんな気が楽になって、沢山お話されます。
同じ癌でも、どこの病院でどんな治療を受けるかは、みんな違います。
でも生きていたいと願う気持ちは、皆同じです!
鵜沢先生がこんな事を、おっしゃいました。
「気功を始めた最初の頃は、講師の先生に、毎日何時間しているか、うるさいくらいに言われましたが、それがあったからこそ、今元気でいます。だからみなさん、毎日やって下さい。」
末期の膵臓癌を克服された馬子さんも、入院中から郭林新気功を始められ、教室に初めて来られた時は、車椅子でお嬢さんに連れてきてもらいました。
「死んでたまるか!!」と自分を奮い立たせ、1日6時間という時間を、郭林新気功に費やしました。
この気功をする事で、必ず元気になるんだ!と信じて、自分の弱い心に打ち勝つ精神が、奇跡をおこしたのだと信じています。
馬子さんは車椅子で移動するほど、体が弱っていましたが、病院の廊下を少しずつ気功をして歩くうちに、体が良くなっていくことを実感されたそうです。
西洋医療+郭林新気功をする事で、ナチュラルキラー細胞が活性して、治療効果が上がります。
馬子さんは正に、結果を自らの努力で出されたのです!
シェアリングが終わると、次は3つのグループに分かれて、練功をしました。
初めての方は、ヘジャさんのオリエンテーション。
初心者の方は、確井先生の昇降開合と自然行功の見直し。
ベテラン組は、鵜沢先生の湧泉穴按摩。
私は久しぶりの湧泉穴按摩に、絡まった糸がほぐれたような気持ち良さに、うとうとと眠くなりました。足の裏と掌が、温泉に入った後のような、ほっこりとした温かさで、実に気持ち良いです!
最後は、お茶とお菓子で休憩して終了。
みんな笑顔でそれぞれの場所に帰っていきます。
また来月、元気で会いましょうね!
あ〜あ、幸せ、幸せ!!

京都・ほのぼの

2016年7月10日日曜日

いつもの課題「松静自然」(しみやん)


いつもの練功場所

昨日、教室で皆んなで練功した時、後ろにいた、もりりんさんに手の振りが大き過ぎると指摘されました。
確かに大き過ぎましたので、今日はそこを修正。
もりりんさん、ありがとう。また、何か気がついたら教えてくださいね。

そして、いつもの課題「松静自然」。

私は元々、寝起きが悪く朝が苦手でした。最初の頃は、朝起きて公園に行き、長い時間練功するのが辛かったり、ストレスに感じることもありましたが、ある程度入静できるようになったのを境に練功の意味がガラッと変わりました。
一言で言ってすごく気持ちが良いのです。練功中ずっと快楽に身を委ねています。
拘り、わだかまり、執着、好き、嫌い、、我を棄て、気持ちを開き放松します。放松ができると入静がついてくるように思います。
昨日の教室でもがんに鬱がついて来たというようなお話を何人かされてましたが、私の場合、朝から練功して拘りを棄て、精神を解放することで、がんになる前から患っていた重い鬱がスカっと良くなりました。

放松、入静、松静状態は多分に感覚的なものですから、やったりやらなかったりでは感覚蓄積されず、中々どういう状態かわからないと思います。
私などは、まだまだ拙い「松静自然」で、今もおかしな姿勢を注意されていますが、毎日練功することで、少しずつでもその質を高めて行きたいと思います。

郭林新気功でがんを克服し後進の指導に当たり範を垂れてくださっている講師の方々、医師から余命宣告を受けるような崖っぷちの状態から、今は元気にやっておられる諸先輩は、皆さん毎日欠かさず練功されています。毎日やった人が奇蹟を起こしているのです。


と、書くと重く聞こえるかも知れませんが、日々の練功は楽しく気軽で気持ちの良いものです。最初の内、何のことかわからなくて続けるのがしんどいかも知れんけど、ある時を境に凄く楽しくなりますよー。
できんかった日があっても自分を責めず、また次の日から続けましょう。先は長いんです。楽しくやりましょう。

大阪・しみやん

朝の練功終わり!一服したら、投票所にGO!

2016年7月8日金曜日

どこでもシーシーフー(もりりん)


暑い日が続きますねー。
こんなときに、うちの洗濯機がこわれてしまいました。
そこで、朝から車で10分ほどのコインランドリーへ。
洗濯の出来上がりを待っている間にシーシーフーしてこよう。
川のあるほうに歩いていくと車道とはうって変わって、川沿いに緑いっぱいの小道がありました。
川のせせらぎが心地よく、半夏生やアジサイの花咲く小道を爽やかにシーシーフー出来ました。
と言っても9時になると暑くなってくる。

やはり夏は早朝の練功が一番ですね!
毎日、続けてシーシーフー

京都・もりりん

2016年7月6日水曜日

夏は2部制(ジャイ子)


まだ梅雨明けしてないのに、昨日の大阪の気温は36.4度。朝も7時過ぎたら暑いです。
そこで、わたしの夏の気功は2部制。朝の5時から自然功行と特快功をしたら終わり。家に帰って休憩です。
そして、夜寝る前にもう一度、短めの自然功行と特快功をしています。

なんとか今年も夏バテしないように気功を続けていきたいです。

写真は、去年の戸隠神社の滝です。少しは涼しくなったでしょうか?

大阪・ジャイ子

2016年7月2日土曜日

母の入院(ほのぼの)


母が入院したので、実家に帰った。
胃癌の疑いがあるので、組織検査の入院だった。
高校の時は、バレーボールで国体に出場したほど体力とガッツがあり、入院する前の日まで、美容師として仕事をしていた母だが、数年前から病気になり、入退院を繰り返している。
私達の世代は、子供が独立をしたり、孫ができたり、親が高齢になり、介護が必要になったりと、自分を取り巻く環境が、大きく変化していく。
そんな中で癌になり、抗がん剤治療をしながら、親の介護をされている癌患者も珍しくない。
みんないろんな気持ちはあるけれど、感謝の気持ちがなければ、出来ないことだ。
帰りのサンダーバードの、車窓から見える琵琶湖を眺めながら、気持ちを切り替えるには丁度良い時間が流れた。

京都・ほのぼの