先日までの残暑が嘘のような、少し肌寒さを感じる9月21日、優しい笑顔の鵜沢先生をお迎えして京都教室が開催されました。
今回の参加者は、講師の先生方を含めて13名。
地元京都から初参加のOさんは、なんと十数年も前に気功への関心から萬田靖武先生の本を購入、がんになって数年後に偶然読み返し、巻末に書かれた三心会の電話番号に連絡し京都教室を紹介してもらったとのこと。その行動力にも目を見張りますが、なんだかすごいご縁を感じますね!
まずは全員で準備体操、風呼吸ウォーキング、自然行功。そのあと、初めての方はオリエンテーション、その他の方は自然行功のポイントと中快功の復習、最後に吐音功(日の浅い方は昇降開合)と盛り沢山の内容!
自然行功は腕の振り方や着地の仕方、目線など、ポイントを丁寧に指導していただきました。私はついつい足幅が狭くなってしまうみたいです。指摘してもらわないと一人ではなかなかわからないのでとても勉強になります。
中快功は「シシ」で踵から着地して前に体重移動、「フー」でふっと体を緩めて横を向く、この一連の動作が簡単そうですっごく難しい!(私だけ?)
なかなかうまくできず苦戦しましたが、復習して日頃の練功に取り入れていきたいと思います。
吐音功はみんなのハァーッという声が共鳴し、なんとも言えぬ心地よさ。あ~、戸隠でこれを一緒にやりたかったなぁ…。
練功のあとは車座になって近況報告。
季節に移ろう草花の美しさ、声をかけてくれたおじさんとの愉快な会話、前を歩くグループの話題に気を奪われて…などなど、朝の自然行功の際のみなさんのエピソードに思わず笑顔がこぼれます。
しみやんがおすすめする「鼻うがい」の話題にはみんな興味津々で質問が相次ぎ、即席の「鼻うがい説明会」に(笑)
初参加のOさんは、最初は様子見で1回だけ参加するつもりだったそうですが(なんて正直なOさん(笑))、 郭林新気功の魅力(?)に触れたからでしょうか、もうしばらく参加するつもりとのこと。しばらくなんて言わずに、ずーっと一緒に学んでいきましょう!
私は、先月の検査でリンパ節にあった10cm大の大きな転移が消えていたこと、骨への転移が大幅に減っていたことを報告しました。仲間であるみなさんが一緒に喜んでくださったこと、とてもうれしかったです。この温かな雰囲気が京都教室の素晴らしさ。もう免疫力大幅アップです!
がんの告知を受けてから不安な気持ちを抱えながらも「がんは自分で治す」と決意して郭林新気功を実践してきたこと、そのほか今まで取り組んできたことのすべてが間違ってはいなかったんだなぁとしみじみ感じています。不安な私を優しく迎えてくださった京都教室のみなさま、本当にありがとうございます。
近況報告の終わり頃、インストラクターのほのぼのさんより、知り合いの方で手術等のあと5年・10年・15年と経ってすっかり治ったと思ってたのに再発して亡くなった方が何人もいること、だから決して油断してはいけないとのお話がありました。私も安心して気を緩めたりせず、郭林新気功の力を信じて、みなさんといっしょにこれからもシシフーしていきたいと思います。
鵜沢先生、お忙しいスケジュールの中、ありがとうございました。
みなさん、来月もまた元気でお会いしましょうね!
大阪・みかげ