その倒れた木の横を、自然行功しながら歩く。
さっきまで降っていた霧雨のせいか、かすかに木の良い香りがした。
この木々は、もう地面の上で、天を仰いで生きる事は無いだろう。
でも、どこかの家の大黒柱になって、
家族の成長を見守るかもしれないから。
そして今、良い香りを放って、私を癒してくれているんだから。
根っこから倒れている木が、無惨でならなかった。
川の流れの近くまで行き、吐音功をした。
ゆったりとした呼吸で出した声は、川の流れより大きかった。
帰る時あぜ道に、せめてもの慰めか、彼岸花が咲いていた。
ほのぼの
彼岸花の群生、キレイですね(^^)
返信削除自然いっぱいの中での練功、気持ち良さそうですね!
彼岸花今年はたくさん咲いてました。
削除これから良い季節ですね!